エントランス・アプローチ

この建物について

華美な装飾を是としない日本の心で、
匠の技術を持つ職人たちの手により建てられた、
邸宅のゆとりの本質を貫く「オパス有栖川」。
この度、その室内空間を新たにつくりあげる
いくつものプロジェクトが始動した。

日本を代表する邸宅街のひとつに佇むオパス有栖川。
この住まいが人を惹きつける理由は、立地だけではない。
道路からエントランスが直接見えない奥ゆかしさ、
広大なスケールが叶えるゆとり、低層の凜とした佇まい、
そして心の奥深くで感じられる名状しがたい何か。
オパス有栖川の根底には、
住まいをつくりあげた職人たちの思想と情熱が流れている。

「オパス有栖川」誕生の時、
未来を見据える眼差しで臨んだ3人の匠。
その思想を引き継ぎ、建築の記憶を重んじながら
慈しむような思考と考察のプロセスを経て、
新たな住空間をつくりあげる
プロジェクトをスタートさせました。

Curators Message

広尾駅から有栖川宮記念公園に沿って坂をのぼると、その頂に美しい佇まいのマンションがありました。
公園の緑と呼応する大小様々に茂る木々、気配は感じるけれども目には見えないエントランス、
かすかに聞こえてくる水音、鳥の聲。その息を呑む存在感にずっと心惹かれ続けていたのです。
そしていま、ひとつの“アートピース”と呼べるこの住まいを、その美学や精神を継承しながら、
リノベーションによる新たな価値を纏った住まいとしてご提供できることとなりました。

私たちはキュレーターとして、100年先を見据えた価値ある住まいを探し求め、
時代のトップクリエーターやクラフトマンたちとともにその価値を継承し、アップデートし、
時を重ねるほどに魅力の深まる住まいをつくりあげたと自負しております。
有栖川の頂に佇む“アートピース”をぜひこの機会に触れて、感じて頂けることを願っております。

実績